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第18回 VBAマクロで印刷プレビューを操作する 3/4

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VBエディタを起動

VBエディタを起動し、マクロを修正します。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[マクロ]を選択し、[マクロ]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-01 [マクロ]ダイアログボックスの表示

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーではなく、リボンを使用します。[開発]タブが表示されている場合には、[マクロ]ボタンをクリックすると表示できます。

    ▼ 図03-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
    図03-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
  2. [マクロ名]ボックスから編集したいマクロ[A4Print]を選択する。
  3. [編集]ボタンをクリックし、VBエディタを起動する。
    ▼ 図03-03 [マクロ]ダイアログボックス
    図03-03 [マクロ]ダイアログボックス

VBエディタが起動しました。マクロ記録で作成されたVBAのコードが表示されます。

▼  図03-04 Visual Basic Editor
図03-04 Visual Basic Editor

※ Excel2007では、ヘッター/フッターの設定も記録されます。

A ページの設定を行います。With〜End Withで設定をひとまとめにできます。
B 用紙サイズの設定です。A4サイズに設定しています。
C 拡大・縮小サイズを114%に設定しています。

マクロを編集する

マクロ記録では、今回は設定していないプロパティの値もソースコードに出力されてしまいます。
必要な部分のみを残して、ソースコードをすっきりさせましょう。

  1. 必要部分以外を削除する。
    ▼ 図03-05 コードを編集
    図03-05 コードを編集

「With〜」を閉じるための「End With」、印刷プレビューを表示するためのコードは残しておきます。
また、「End Sub」はマクロの終了を表す重要なコードですから削除しないよう注意しましょう。

B5サイズ用のマクロを作成する

続いて、B5サイズ用のマクロも作成しましょう。
新たに作成するのではなく、A4サイズ用のマクロを編集していきましょう。

  1. 「Sub A4Print()〜End Sub」までを範囲選択する。
  2. [Ctrl]+[C]キーを押してコピーする。
  3. 「End Sub」の下行にカーソルを移動し、[Ctrl]+[V]キーで貼り付ける。
    ▼ 図03-06 コードのコピー
    図03-06 コードのコピー
  4. プロシージャ名「Sub A4Print()」を「Sub B5Print()」に変更する。
  5. コメントも「A4」から「B5」に変更する。
  6. 「.PaperSize = xlPaperA4」を「.PaperSize = xlPaperB5」に変更する。
  7. 「.Zoom = 114」を「.Zoom = 100」に変更する。
    ▼ 図03-07 コードの変更
    図03-07 コードの変更

これでマクロの修正が終了しました。
Excelの画面に戻り、マクロを実行するボタンを作成しましょう。

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