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第18回 VBAマクロで印刷プレビューを操作する 2/4

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マクロ記録で基本となるマクロを作成

今回も、マクロ記録を使って基本となるコードを作成します。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[新しいマクロの記録]を選択し、[マクロの記録]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 [マクロの記録]ダイアログボックスを表示
    図02-01 [マクロの記録]ダイアログボックスを表示

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーでなく、リボンを使用します。[マクロの記録]ボタンは[開発]タブ内に用意されています。
    ※ [開発]タブは既定では表示されていません。[開発]タブの表示方法はこちら

    ▼ 図02-02 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示
    図02-02 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示
    また、ステータスバーのボタンを使って表示することもできます。
    ▼ 図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
    図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
  2. [マクロ名]ボックスに「A4Print」と入力する。
  3. [説明]ボックスに「履歴書をA4サイズでプレビューする」と入力する。
  4. [OK]ボタンをクリックし、マクロの記録を開始する。
    ▼ 図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス
    図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス

A4用紙1枚に印刷する設定を記録

マクロ記録が開始されたので、ページ設定していきましょう。

  1. [ファイル]メニューから[ページ設定]を選択し、[ページ設定]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-05 [ファイル]メニューから[ページ設定]を選択
    図02-05 [ファイル]メニューから[ページ設定]を選択

    【Excel2007の場合】

    Excel2007では、メニューではなくリボンを使用します。[ページレイアウト]タブ内[ページ設定]の[ダイアログボックス起動ツール]をクリックします。

    ▼ 図02-06 印刷設定
    図02-06 印刷設定
  2. [ページ]タブを選択する。
  3. [拡大/縮小]ボックスを「114%」に変更する。
    ※ サンプルファイルはB5用紙にぴったり収まるようにデザインされています。
      A4へ拡大するため「114%」と指定します。
  4. [用紙サイズ]ボックスから[A4]を選択する。
  5. [印刷プレビュー]ボタンをクリックし、印刷プレビューを表示する。
    ▼ 図02-07 [ページ設定]ダイアログボックス
    図02-07 [ページ設定]ダイアログボックス
  6. 印刷プレビュー画面が表示されたら、レイアウトに問題ないかを確認する。
  7. [閉じる]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-08 印刷プレビュー画面
    図02-08 印刷プレビュー画面
  8. ワークシートに戻り、[記録終了]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-09 マクロの記録終了
    図02-09 マクロの記録終了

    【Excel2007の場合】

    Excel2007では[記録終了]ツールバーは表示されません。ステータスバーの[記録終了]ボタンを使用します。
    ※ [開発]タブが表示されている場合は、[開発]タブ内の[記録終了]ボタンを使用しても構いません。

    ▼ 図02-10 Excel2007での記録終了
    図02-10 Excel2007での記録終了

これでマクロの記録は完了しました。
次のページから、作成したマクロを修正していきましょう。

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