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第16回 便利なツールバーを作ってみよう 4/5

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マクロを実行するボタンの作成(Excel2003以前のバージョン)

作成したマクロを実行できるツールバーを作成しましょう。
ここからの操作は、Excel2003以前のバージョンを使用している方とExcel2007を使用している方で手順が異なります。

(Excel2007を使用している方はこちら

ツールバーを作成する

VBエディタの画面からExcelに戻ります。
マクロ実行用のボタンを配置するためのツールバーを作成します。

  1. [ツール]メニューから[ユーザー設定]を選択する。
    ▼図04-01 [ユーザー設定]ダイアログボックスを表示
    図04-01 [ユーザー設定]ダイアログボックスを表示
  2. [ツールバー]タブの[新規作成]ボタンをクリックする。
    ▼図04-02 [ユーザー設定]ダイアログボックス
    図04-02 [ユーザー設定]ダイアログボックス
  3. [新しいツールバー]ダイアログボックスに「自動入力」と入力する。
  4. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼図04-03 [新しいツールバー]ダイアログボックス
    図04-03 [新しいツールバー]ダイアログボックス
  5. [自動入力]ツールバーが作成されたら、[ユーザー設定]ダイアログボックスの[コマンド]タブを表示する。
  6. [分類]ボックスの一覧から[マクロ]を選択する。
  7. [コマンド]ボックスの[ユーザー設定ボタン]を[自動入力]ツールバーまでドラッグする。
    ▼図04-04 [自動入力]ツールバーにボタンをドラッグ
    図04-04 [自動入力]ツールバーにボタンをドラッグ
  8. ボタンが追加されたら、右クリックしてメニューを表示する。
  9. [名前]ボックスに「名前」と入力する。
  10. [テキストのみ表示]をクリックする。
    ▼図04-05 ボタンの設定
    図04-05 ボタンの設定
  11. マクロを割り当てるため、再度右クリックして[マクロの登録]を選択する。
    ▼図04-06 マクロの登録
    図04-06 マクロの登録
  12. [マクロの登録]ダイアログボックスで[名前]を選択する。
  13. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼図04-07 [マクロの登録]ダイアログボックス
    図04-07 [マクロの登録]ダイアログボックス
  14. 同様に、“部署名”“電話番号”“内線番号”マクロも[自動入力]ツールバーに登録する。
    ▼図04-08 [自動入力]ツールバー
    図04-08 [自動入力]ツールバー
  15. [ユーザー設定]ダイアログボックスの[閉じる]ボタンをクリックする。
  16. セルF6を選択し、[自動入力]ツールバーの[電話番号]ボタンをクリックする。
    ▼図04-09 マクロの実行
    図04-09 マクロの実行

適当なセルを選択し、他のボタンもクリックして文字を表示させてみましょう。

今回は、作成したマクロをツールバーのボタンに登録する操作を紹介しました。Excelでアプリケーションを作る場合、こういったテクニックを知っていると、より便利にExcelを使うことができます。マクロを自由に作成し、色々なツールバーを作ってみるのも面白いかもしれません。

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