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第10回 [OK]ボタンで操作を切り替える 2/4

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マクロを記録する

まず、元になるマクロを作りましょう。今回記録するのは、「請求書の入力項目を消去する」ということだけです。

新しいマクロを記録する

マクロ記録を開始しましょう。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[新しいマクロの記録]を選択し、[マクロの記録]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 [マクロの記録]ダイアログボックスを表示
    図02-01 [マクロの記録]ダイアログボックスを表示

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーでなく、リボンを使用します。[マクロの記録]ボタンは[開発]タブ内に用意されています。
    ※ [開発]タブは既定では表示されていません。[開発]タブの表示方法はこちら

    ▼ 図02-02 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示
    図02-02 シートの非表示

    また、ステータスバーのボタンを使って表示することもできます。

    ▼ 図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
    図02-03 Excel2007での[マクロの記録]ダイアログボックスの表示(2)
  2. [マクロ名]ボックスに「ClearData」と入力する。
  3. [説明]ボックスに「請求書(控)に入力したデータをクリアする」と入力する。
  4. [OK]ボタンをクリックし、マクロの記録を開始する。
    ▼ 図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス
    図02-04 [マクロの記録]ダイアログボックス

請求書の入力項目を消去する操作を記録

マクロ記録が開始されたので、請求書の入力項目を消去します。

  1. セルH2からH3を選択する。
  2. [Ctrl]キーを押しながらセルD4を選択する。
    ▼ 図02-05 請求書の入力項目セルを選択
    図02-05 請求書の入力項目セルを選択
  3. [Ctrl]キーを押しながら、セルB7からB21を選択する。
  4. 同様に[Ctrl]キーを押しながら、セルD7からF21を選択する。
  5. 最後に[Ctrl]キーを押しながら、セルH7からH21を選択する。
    ▼ 図02-06 請求書の入力項目セルを選択
    図02-06 請求書の入力項目セルを選択
  6. [Delete]キーを押して、入力されている項目を消去する。
    ▼ 図02-07 請求書の入力項目を消去
    図02-07 請求書の入力項目を消去

マクロの記録を終了

これで記録したい操作は一通り終了しましたので、マクロの記録を終了します。

  1. [記録終了]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-08 マクロの記録終了
    図02-08 マクロの記録終了

    【Excel2007の場合】

    Excel2007では[記録終了]ツールバーは表示されません。ステータスバーの[記録終了]ボタンを使用します。

    ※ [開発]タブが表示されている場合は、[開発]タブ内の[記録終了]ボタンを使用しても構いません。

    ▼ 図02-09 Excel2007での記録終了
    図02-09 Excel2007での記録終了

これで基本となるマクロが完成しました。続いて、マクロを実行するボタンを作成してみましょう。

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