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第9回 MsgBox関数でメッセージを表示しよう 4/4

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MsgBox関数の使用例

最後に、MsgBox関数の使い方の主な例をいくつか紹介します。
メッセージウインドウの中にアイコンを表示してみましょう。

MsgBox "バックアップができました" , vbInformation

上記のように、カンマの後に“vbInformation”を付け加えて実行すると下図のようなメッセージボックスが表示されます。

▼ 図04-01 情報を表示
図04-01 情報を表示

MsgBox "バックアップが失敗しました" , vbCritical

エラーや失敗などの場合は、上記のように“vbCritical”を付け加えます。

▼ 図04-02 失敗やエラーを表示
図04-02 失敗やエラーを表示
 

MsgBox "バックアップを実行しますか?" , vbQuestion + vbYesNo

ユーザーに質問をするときなどは、上記のように“vbQuestion”を使用します。
“vbQuestion”は、「?」のアイコンを表示し、vbYesNo は、[はい]ボタンと[いいえ]ボタンを表示できます。

▼ 図04-03 質問などを表示
図04-03 質問などを表示

どちらのボタンを押されたかなどの処理については少し難しいので、今回は参考にしてください。

最後に、メッセージにタイトルを付ける方法を紹介します。

MsgBox "バックアップを実行しますか?" , vbQuestion + vbYesNo , "確認"

上記のようにカンマを付け、文字列を挿入します。3つ目のパラメータがタイトルになります。

▼ 図04-04 タイトルをつける
図04-04 タイトルをつける
MsgBox関数 まとめ
MsgBox "表示するメッセージ" , アイコンやボタンの設定 , "タイトル"

今回は、処理の途中や完了時にメッセージを表示するMsgBox関数について紹介しました。この関数はどんなプログラムにも非常に良く使用されるVBAの基本的な関数ですので、しっかりと覚えておきましょう!!

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