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第5回 個別精算書をマクロで作成する 4/5

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作成したマクロを実行する

では、さっそく作成した“新精算書作成”マクロを実行してみましょう。

  1. [ツール]メニューの[マクロ]から[マクロ]を選択し、[マクロ]ダイアログボックスを表示する。
    ▼図04-01 “新精算書作成”マクロを実行
    図04-01 “新精算書作成”マクロを実行

    【Excel2007の場合】

    Excel2007ではメニューバーではなく、リボンを使用します。[開発]タブが表示されている場合には、[マクロ]ボタンをクリックすると表示できます。

    ▼図04-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
    図04-02 Excel2007での[マクロ]ダイアログボックスの表示
  2. [マクロ名]ボックスから[新精算書作成]を選択する。
  3. [実行]ボタンをクリックし、“新精算書作成”マクロを実行する。
    ▼図04-03 [マクロ]ダイアログボックス
    図04-03 [マクロ]ダイアログボックス

マクロを実行すると、途中でエラー画面が表示されます。Excelでは、同じシート名を同じブック内に設定することはできません。今回は、マクロがコピーしたシートを“新精算書”という名前に変更しようとしたときに、既に同じ名前のシートがあるためエラーが発生してしまいました。

  1. [終了]ボタンをクリックする。
    ▼図04-04 マクロ実行時のエラー画面
    図04-04 マクロ実行時のエラー画面

マクロが途中で停止してしまったため、新規に作成された“精算書(2)”シートと、マクロ終了時には再度非表示となるはずだった“精算書”シートが表示されたままになっています。マクロを修正する必要がありますが、その前に元通りの状態にしておきましょう。

  1. “精算書(2)”シートを右クリックし、表示されたショートカットメニューから[削除]を選択する。
    ▼図04-05 シートの削除
    図04-05 シートの削除
  2. 下記のようなメッセージが表示される場合、[削除]ボタンをクリックする。
    ▼図04-06 シート削除の確認メッセージ
     図04-06 シート削除の確認メッセージ
  3. 精算書”シートを選択する。
  4. [書式]メニューの[シート]から[表示しない]を選択する。
    ※ Excel2007でのシートの非表示の方法はこちら
    ▼図04-07 “精算書”シートを非表示
    図04-07 “精算書”シートを非表示

“精算書(2)”シートが削除され、“精算書”シートが非表示になりました。

▼図04-08 マクロ実行前の状態
図04-08 マクロ実行前の状態

次のページではマクロを修正し、実行してみましょう!

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