セルの内容を変更する
マクロを設定しているブックで、シートやセルの変更があるたびにマクロを記録しなおすのは面倒です。ちょっとした変更であれば、マクロの中身を直接修正するのが一番簡単です。
例として、ここでは行を挿入してみることにしましょう。記録した表では、1日分のスペースは4行でしたが、これを5行に変更した場合のマクロ実行結果を確認していきます。
表を変更する
まず、現在の表のフォーマットを、1日ごとに1行ずつ挿入して変更します。(サンプルファイルでは、“作業日報(2)”シートに1行ずつ増やしたあとのシートを用意しているので、コピーして利用しましょう)
- 行番号をクリックし、行を選択する。
行内で右クリックして表示されるショートカットメニューから[挿入]を選択する。
▼ 図03-01 行を挿入「1週目」ボタンをクリックしてマクロを実行する。
▼ 図03-02 マクロを実行- 確認したら[閉じる]ボタンをクリックする。
▼ 図03-03 印刷プレビュー
表のフォーマットを変更したので、結果がおかしくなってしまったのがわかります。“Print1”マクロで印刷プレビューを設定したセル範囲は「A6:E33」であったにも関わらず、1日分のスペースが5行に増えたことで、「A6:E33」の範囲に収まりきらなくなったため、結果として6日以降が切れてしまったのです。
それでは、正しいセル範囲を印刷するよう、マクロを修正してみましょう。