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第1回 マクロを使っていつもの操作を自動実行 1/5

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はじめに

今回は、マクロを使った操作の自動化を紹介します。
“VBAなんてわからない”という方も、マクロの記録を使ってVBAにコードを出力することができます。是非、VBAでコーディングするきっかけを掴んでください。

マクロ実行で簡単自動化

簡単なエクセル操作の組み合わせでも、何度も繰り返すとなると間違いやすくなるだけでなく、何よりも面倒です。
こんなときはエクセルの『マクロの記録機能』を利用すると便利。エクセルの操作を一度にまとめて実行できるのです。

今回は、エクセルのオートフィルタ機能を使って、売上金額が0円より大きいデータだけを抽出します。
毎回同じ作業を繰り返すのは非効率的です。そこで便利なのが、作業を自動化するマクロの利用です。今回は、エクセルの操作を「録音」するように記録し、再現することができるマクロ記録を習得しましょう。 サンプルファイルを使用して売上実績表のデータから、売上金額が0円より大きいものだけをオートフィルタ機能で抽出するといった作業をマクロ化し、記録したマクロを実行してVBエディタでコードを確認しましょう。

▼図01-01 マクロ実行前
図01-01 マクロ実行前

マクロを実行すると...

▼図01-02 マクロ実行後
図01-02 マクロ実行後

オートフィルタを使って「売上金額」が0円より大きい行だけを表示しました。マクロを使用すると、[オートフィルタオプション]ダイアログボックスを表示することなくフィルタが実行できます。

次のページから解説するExcelブックは下記よりダウンロードできます。
サンプルデータ“顧客別売上合計_完成版.xls”には今回ご紹介するマクロ、コードが設定済みです。ご参考にご利用ください。
なお、セキュリティレベルについての詳細はこちらをご覧ください。

◎サンプルデータ (zipファイル 21KB)  >>ダウンロード

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