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その他関連のテクニック

取り敢えず、サンプルマクロを動かす

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●詳細● 
あくまでも取り敢えず、「自動的に作業が実行されることに感動して頂きたい」というのが、今回の主旨です。
「VBAとは?」「プログラミングとは?」・・・と、本来ならばご説明すべきなのですが、そんな知識なしで動かしてしまってください。「なぜ動くんだろう」「自分で作って動かしてみたい」という入り口からVBAに近づくのもいいのではないでしょうか?
「異なる区切り記号の混在したテキストファイルを読み込もう」を使います。

●準備およびマクロの実行● 
※全ての作業を終了させて、Excel97を新規に起動させて行ってください。

  1. 異なる区切り記号の混在したテキストファイルを読み込もう準備にあるように、 ”Sample.txt”を用意してください。 手作業でテキストファイルを読み込んで、別の名前にして保存しておいてください。 最後に比べますので。
  2. Excel97の新規ブックを用意します。
  3. マクロを作成・編集するための、「VisualBasicEditor」 を起動させます。 [ツールメニュー]−[マクロ]−[VisualBasicEditor]を選ん で起動してください。
  4. マクロを記述するためには「標準モジュール」というマクロを管理するもの が必要です。[挿入メニュー]−[標準モジュール]を選択して
  5. 「標準モジュール」に、下記のサンプルマクロを貼り付けます。 「Sub Sample()」からドラッグしたまま「End Sub」まで範囲指定して [編集]メニューの[コピー]でコピーしてください。 「VisualBasicEditor」に戻って、[標準モジュール]に [編集メニュー]−[貼り付け]で、サンプルマクロを貼り付けてください。 ●サンプルマクロ● Sub Sample() Dim TextPath As String '<テキストファイルのパスを取得します。> ←(1) TextPath = ActiveWorkbook.Path & "\Sample.txt" '<「OpenText」メソッドを使ってテキストファイルを開きます。> ←(2) Workbooks.OpenText FileName:=TextPath, _ DataType:=xlDelimited, _ comma:=True, _ Space:=True, _ other:=True, _ otherchar:="#" '<列幅を内容に合わせて調節して見やすくします。> ←(3) Columns("A:G").Select Columns("A:G").EntireColumn.AutoFit Range("A1").Select End Sub
  6. Excelに戻って、「標準モジュール」を挿入した新規ブックを、”Sample.txt” と同じフォルダに保存してください。名前は何でも結構です。
  7. [ツールメニュー]−[マクロ]−[マクロ]を選択してください。 マクロを実行したり編集したりするための、ダイアログボックスが表示されます。
  8. [マクロの保存先]を「作業中のブック」にしてください。 ”Sample”を選択して、[実行]ボタンを押してください。
  9. ”Sample.txt”が読み込まれ、なお且つ列の幅が内容に合わせて調節されています。
  10. 手作業で読み込んだテキストファイルと比べてみてください。
●補足説明● Excelを終了させると、「VisualBasicEditor」も同時に閉じられます。