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文字列操作関連のテクニック

数値から曜日を返す(WeekDayName関数)

(Excel 2000)
引数Weekdayで指定した数値を曜日を表す文字列に変換します。なお、1〜7の範囲外の数値を指定するとエラーとなります。また、曜日の最初の日を指定したければ、引数FirstDayOfWeekに次の一覧のような定数を指定します。

・引数FirstDayOfWeekで指定する定数一覧(VbDayOfWeek)

定数      値   内容

vbUseSystem   0   NLS APIの 設定値を使う
vbSunday     1   日曜
vbMonday     2   月曜
vbTuesday    3   火曜
vbWednesday   4   水曜
vbThursday    5   木曜
vbFriday     6   金曜
vbSaturday    7   土曜


 構文 WeekdayName(Weekday, Abbreviate, FirstDayOfWeek)

 設定項目        内容
 Weekday     曜日を表す1〜7の範囲の数値を指定します [省略不可]
 Abbreviate   Trueで曜日名を省略、Falseで省略しない(既定値)[省略可能]
 FirstDayOfWeek 曜日の最初の日を示す定数を指定 [省略可能]


次のサンプルは、6番目の曜日を曜日名を省略しない場合と、省略した場合の2つのパターンで表示します。

●サンプル●
Sub WeekDayNameSamp1()
    Dim n As Integer

    n = 6
    MsgBox "6番目の曜日(曜日名あり) : " & WeekdayName(n) & Chr(13) & _
           "6番目の曜日(曜日名なし) : " & WeekdayName(n, True)

End Sub

●ポイント●
WeekDayName関数はExcel2000 VBAの新機能です。