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ユーザーフォーム関連のテクニック

フォームとコントロールの活用−フレームを使わないオプションボタン

(Excel 97/2000)
オプションボタンを使用するとき、通常はフレーム内に1つの選択グループとしてオプションボタンを配置します。
このとき、オプションボタンはフレーム内に配置されることでグループ化されますが、フレームを使わなくてもオプショングループを形成することができます。

(手動設定)ユーザフォーム上にオプションボタンを必要数配置し、グループ化の対象となるオプションボタンすべてを選択。プロパティーウィンドウで”GroupName”を任意のオプショングループ名を入力します。

以下のサンプルはVBAコードからオプショングループを形成します。
※ユーザーフォームのInitializeイベントでGroupNameプロパティーを設定しています。

(前提):ユーザフォーム上にオプションボタン8個(OptionButton1 - 8)
Private Sub UserForm_Initialize()

Dim i As Integer

For i = 1 To 8
    Select Case i
    Case 1 To 4
        Me.Controls("OptionButton" & i).GroupName = "Group1"
        Me.Controls("OptionButton" & i).Caption = "Group1の" & i & "番目"
    Case 5 To 8
        Me.Controls("OptionButton" & i).GroupName = "Group2"
        Me.Controls("OptionButton" & i).Caption = "Group2の" & i - 4 & "番目"
    End Select
Next i

End Sub
このサンプルを実行すると、OptionButton1 - 4 までが"Goup1"、5 - 8までが"Group2"となり、それぞれのオプショングループで1つのオプションを選択できるようになります。