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ユーザーフォーム入門 - 住所入力フォームを作成する(1) 〜 はじめに|Excel VBA |
Excelでは、アプリケーションの入力インターフェースとしてユーザーフォームを利用できます。
ユーザーフォームには、ボタンや文字入力用のテキストボックス、プルダウンメニューからユーザーに選択させるコンボボックスなど、コントロールと呼ばれる入力支援機能が用意されています。
これらのコントロールの多くはワークシート上に貼り付けることでも使用できますが、アプリケーションとしての体裁をより本格的なものとしたい、アプリケーション作成者の意図しないユーザー操作を極力防止したいという場合には、ユーザーフォームを使うことである程度問題の解決が可能になります。
ここでは、次のような住所入力フォームの作成を通して、ユーザーフォームやテキストボックスの簡単な使い方をご紹介します。
Excelのユーザーフォームを使用してアプリケーションを作成するには、次のようにします。
この操作により、ボタンも何もない状態のユーザーフォームがVBEの中に表示されます。
VBEのプロジェクエクスプローラ内には、「VBAProject(ブック名)」を親として、ツリー状にワークシートやブックのアイコンが並んでいます。これらと並んでユーザーフォームのアイコンがあることを確認できます。続けて、次の操作を行ってください。
プロジェクトエクスプローラが表示されていない場合は、VBEの[表示]メニューから表示します。
プロパティウィンドウを使ってプロパティを設定してみましょう。
次のように操作してください。
不要なユーザーフォームを削除するには次のようにします。
[キャンセル]を選択すると削除されません。
このあと、[myForm]フォームと使って住所入力フォームを作成していくので、ここでは[キャンセル]を選択してください。
では、次回から[myForm]フォームを使って住所入力フォームを作成していきましょう。