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ユーザーフォーム関連のテクニック

スピンボタンでラベルの内容を変化させる

(Excel 97/2000)
スピンボタンには、Max、Minプロパティという、スピンボタンの「▲」「▼」のクリックによって変化する値(Valueプロパティ)の最大値と最小値を設定できるプロパティがあります。
その値をラベルに反映させると、例えば、最小値を1、最大値を50とすると、ボタンがクリックされるたびにラベルには「1、2、3、4・・・」もしくは「・・・4、3、2、1」もしくは「・・・4、3、4、5、6・・・」と変化させることができます。
まず、フォームにラベル「 Label1」とスピンボタン「 SpinButton1」を配置します。
フォームが開かれる時に発生するイベント「Initiakize」で、スピンボタンの最大値と最小値を設定して、ラベルにはスピンボタンの最小値を表示する処理を記述します。
Private Sub UserForm_Initialize()

    SpinButton1.Max = 50
    SpinButton1.Min = 1

    Label1.Caption = SpinButton1.Min

End Sub
スピンボタンの値が変化する(クリックされる)時に発生するイベント「Change」で、スピンボタンの値をラベルに表示する処理を記述します。
Private Sub SpinButton1_Change()
    Label1.Caption = SpinButton1.Value
End Sub
フォームを表示すると、ラベルには「1」が表示され、スピンボタンをクリックするたびにラベルの内容は変化します。