即効テクニック

メニューバー・ツールバー関連のテクニック

ボタンイメージのID番号を設定する

(Excel 2000)
指定したコマンドバーのボタンコントロールに割り当てられているボタンイメージのID番号を設定します。

構文  Object.FaceId

設定項目    内容
Object      CommandBarButtonオブジェクト [省略不可]

次のサンプル1は、指定したボタンのイメージを400番のイメージに設定します。

●サンプル1●
Sub FaceIdSamp1()
    CommandBars("Sample").Controls(1).FaceId = 400
    '---"Sample"の1つめのコマンドバーコントロールのイメージIdを400に

End Sub

何番がどのようなボタンイメージになるかは、次のサンプル2で確認してください。

●サンプル2●
Sub FaceIdSamp2()
    Dim myCB As CommandBar
    Dim i As Integer

    On Error Resume Next
    Set myCB = CommandBars.Add(Name:="FaceIdSample")
    '---テンポラリのツールバー作成
    myCB.Visible = True
    With myCB.Controls.Add       '---コマンドバーボタンを追加
        For i = 1 To 3518         '---FaceIdは3518まで存在します
            .FaceId = i            '---i番のFaceIdに変更
            .CopyFace              '---ツールバーボタンのイメージをコピー
            Range("B2:K353").Cells(i).Select
            ActiveSheet.PasteSpecial Format:="ビットマップ", Link:=False, _
            DisplayAsIcon:=False   '---i番目のセルにイメージ貼り付け
        Next i
        myCB.Delete               '---テンポラリのツールバー削除
    End With
End Sub

上記サンプルの終了時には時間がかかりますので、注意してください。

●注意●
FaceIdプロパティで設定ができるのは、ボタンのイメージだけです。機能に関してはIdプロパティで設定します。