即効テクニック |
対象のコマンドバー、またはコマンドバーコントロールがExcel2000の組み込みのものであるか、ユーザー定義のものであるかを判断します。 ●詳細● 対象のコマンドバー、またはコマンドバーコントロールがExcel2000の組み込みのものであるか、ユーザー定義のものであるかを判断するには、BuiltInプロパティの値で調べます。組み込みのものでは、Trueになります。また、組み込みのコントロールであっても、OnActionプロパティが設定されている場合には、このプロパティの値はFalseとなります。 構文 Object.BuiltIn 取得のみ 設定項目 内容 Object CommandBar、CommandBarButton、CommandBarComboBox、 CommandBarControl、CommandBarPopupオブジェクト [省略不可] 次のサンプルは、ユーザー定義のコマンドバーをすべて削除します。 ●サンプル● Sub BuiltInSamp1() Dim myCB As CommandBar Dim myCBCtrl As CommandBar For Each myCB In CommandBars If myCB.BuiltIn = False Then MsgBox "メニューバー 「" & myCB.Name & "」 を削除します" myCB.Delete '---ユーザー定義のコマンドバーであれば削除します End If Next myCB End Sub ●ポイント● 組み込みのコマンドバーコントロールにはIDが割り当てられています。前述のAddメソッドで指定する引数IDと同じものです。ユーザー定義のコマンドバーコントロールの場合、この値は1となります。