挿入時のスマートタグを非表示にする(DisplayInsertOptions)|Excel VBA |
Excel2002以降のバージョンでは、スマートタグが利用できます。
書式が設定されたセル範囲を選択してセル範囲の挿入を行うと、[挿入オプション]のスマートタグが表示され、挿入したセル範囲に元のセル範囲の書式を設定することができます。
その必要がなく、このスマートタグを表示したくない場合は、ApplicationオブジェクトのDisplayInsertOptionsプロパティをFalseにすると、非表示にすることができます。
構文 Object.DisplayInsertOptions = 設定値 取得/設定
設定項目 | 内容 |
---|---|
Object | Applicationオブジェクト[省略不可] |
設定値 | [挿入オプション]のスマートタグを 表示する(True)、表示しない(False) |
次のサンプルは、Not演算子と組み合わせて、[挿入オプション]のスマートタグが表示される場合は非表示に、非表示の場合は表示するように設定を切り替えます。
Sub Sample()
With Application
.DisplayInsertOptions = Not .DisplayInsertOptions
End With
End Sub