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セル操作関連のテクニック

アクティブセル領域を参照する(CurrentRegionプロパティ)

(Excel 2000)
対象のセルが含まれるアクティブセル領域を参照します。アクティブセル領域とは、空白列と空白行で囲まれたセル範囲です。

 構文  Object.CurrentRegion     取得のみ

 設定項目        内容
  Object          Rangeオブジェクト
●サンプル1●
Sub CurrentRegionSamp1()

    '----B2のアクティブセル領域を選択
    Range("B2").CurrentRegion.Select

End Sub
このサンプルでは対象のセルがB2の時、1行目と10行目が空白行、A列とD列が空白列とした場合、それを囲むセル範囲B2〜C9がアクティブセル領域になります。サンプルコードを実行すると、そのセル範囲を選択します。

●ポイント●
選択範囲をアクティブセル領域全体に自動的に拡大する、さまざまな処理で役に立ちます。なお、保護されたワークシートではエラーが発生します。実行前にワークシートの保護を解除しておきましょう。