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セル操作関連のテクニック

セルをアクティブにする(Activateメソッド)

(Excel 2000)
Rangeオブジェクトで指定した単体のセルをアクティブにします。

 構文  Object.Activate

 設定項目        内容
  Object          Rangeオブジェクト
●サンプル1●
Sub ActivateSamp1()

   '-----アクティブシートのセルE7をアクティブにします
   Range("E7").Activate

End Sub
Selectメソッドとの動作の違いはわずかですが、セルの選択が複数のセルに対して行えるのに対して、アクティブにできるのは単体のセルだけです。次のサンプル2でそれを理解してください。
●サンプル2●
Sub ActivateSamp2()

    '(1)-----アクティブシートのセルB3〜E7を選択します
    Range("B3:E7").Activate
    '(2)-----アクティブシートのセルE7をアクティブにします
    Range("E7").Activate

End Sub
(1)のステートメントではセル範囲B3〜E7に対してActivateメソッドを使用していますが、これは次のように記述するのと同じ結果になります。
  Range("B3:E7").Select
この段階でアクティブなのは左上のセルです。(2)のステートメントで、選択されたセル範囲の中でも、セルE7をアクティブにしています。

●注意●
アクティブシート以外のセルはアクティブにできません。Selectメソッドの時と同様で、対象のシートをアクティブな状態にするのが先です。