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A列の一番下の空白セルをアクティブにする|Excel VBA

セル操作関連のテクニック

A列の一番下の空白セルをアクティブにする

(Excel 97/2000/2002/2003/2007/2010/2013/2016)

次のサンプルは、データが入力されたシートでA列の最終行から上方向に終端セルをさがし、その1行下のセルを選択します。

Sub Sample1()
    Dim Last_Row As Long

    Last_Row = ActiveSheet.Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    Cells(Last_Row + 1, 1).Select
End Sub

または、Offsetプロパティと組み合わせて下記のように1行で行うこともできます。

Sub Sample2()
    ActiveSheet.Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Offset(1, 0).Select
End Sub

図のようなシートで、リストの末尾にデータを追加するときなどに役立ちます。

●注意●

Excel 2003までワークシートの行数は65,536行でしたが、Excel 2007以降は1,048,576行 に増えました。また、今後も変わらないとも限りません。
A列の最終行を取得するとき、ActiveSheet.Cells(65536, 1)のように行番号を指定すると、Excelのバージョンによっては正しく動作しないことがあるので、このサンプルのようにCountプロパティで取得するようにしましょう。