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シート操作関連のテクニック

セルに配列数式を入力/取得する(FormulaArrayプロパティ)

(Excel 2000)

FormulaArrayプロパティは、セルに配列数式を入力したり、入力されている配列数式を取得するプロパティです。対象がセル範囲の時には取得される結果は2次元の配列になります。

構文  Object.FormulaArrray     配列数式の設定/取得

設定項目    内容
  Object    Rangeオブジェクト

次は指定したセルにC2からC40に入力されている性別の平均点を求めるサンプルです。
●サンプル●
Sub FomulaArraySamp1()

    Range("D41").FormulaArray = "=AVERAGE(IF(C2:C40=""男子"",D2:D40))"
    Range("D42").FormulaArray = "=AVERAGE(IF(C2:C40=""女子"",D2:D40))"
    '-----入力された配列数式の確認
    MsgBox Range("D41").FormulaArray

End Sub
数式中に文字列を記述する際のダブルクォーテーションの数に注意してください。

●注意●
HELPの記述によると、FormulaArrayプロパティではR1C1形式しか使えないことになっていますが、実際には両方使えます。理解しやすい方で記述してください。