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Locationメソッドを使って、埋め込みグラフを指定した位置に作成します。
サンプルマクロは、「分割 3-D 円グラフ」をアクティブシートに作成します。

準備として標準モジュールに次のマクロを作成してください。

Sub Sample()
    Dim SheetName As String

    'アクティブなワークシート名を取得します。
    SheetName = ActiveSheet.Name

    '新しいグラフシートを最後のシートの前に挿入します。
    Charts.Add

    With ActiveChart
        'グラフの種類「分割 3-D 円」を指定します。
        .ChartType = xl3DPieExploded

        'グラフのデータ範囲を指定します。
        .SetSourceData _
            Source:=Sheets("Sheet1").Range("A1:C1"), _
            PlotBy:=xlRows
        
        '埋め込みグラフの位置を指定します。
        .Location Where:=xlLocationAsObject, _
                  Name:=SheetName
    End With

End Sub

Locationメソッドの構文は、以下のとおりです。

＜構文＞　expression.Location(Where, Name)

引数expressionには、対象となるChartオブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
引数Whereには、次の定数を指定します。

　　xlLocationAsNewSheet　　・・・　新しいシート
　　xlLocationAsObject　　　・・・　オブジェクト
　　xlLocationAutomatic　　 ・・・　自動

引数Nameには、引数WhereがxlLocationAsObjectの場合、グラフを貼り付けるシート名を指定します。