即効テクニック

便利機能とその他の設定関連のテクニック

Excelの起動スイッチを設定する

(Excel 97/2000/2002/2003)
起動スイッチを設定することで、Excel起動時の動作をカスタマイズすることができます。

●操作手順●
  1. Excelを[スタート]メニューから起動している場合には、[スタート]−[設定(S)]−[タスク バーと[スタート]メニュー(T)...]で表示されるダイアログボックスにて、[[スタート]メニューの設定]タブを選択し、[詳細(D)...]ボタンを押します。 すると、[スタート]メニューの内容がエクスプローラーで表示されますので、Excelの登録されているフォルダを探し、Excelのショートカットファイルを右クリックし、ショートカットメニューから[プロパティ]を選択してください。
  2. デスクトップ上に配置したExcelのショートカットなどの場合でも同じく、右クリックして、[プロパティ]を選択してください。
  3. [ショートカット]タブを選択します。
  4. [リンク先]ボックスに表示されるExcelのパスの後に半角スペースを入力し、続いて次に示す起動スイッチを指定します。
  • 特定のブックを開く
  • → ブックのパス\ファイル名
  • 特定のブックを読み取り専用で開く:
  • → /r ブックのパス\ファイル名
  • Excelの起動画面および新規ブックが表示されないようにする
  • → /e
  • 作業フォルダを指定する
  • → /p フォルダのパス\フォルダ名
例えば、「/e」の起動スイッチを指定する場合には、 "C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE" /e のように指定します。 なお、複数のスイッチを指定することもできます。 ●補足● 起動スイッチで指定した作業フォルダは、[全般] タブ ([ツール]−[オプション]) の [カレント フォルダ名] ボックスで指定したフォルダよりも優先されます。 また、ショートカットのファイルごとに指定することが出来ますので、希望する起動時の動作を指定したショートカットを複数作成しておき、セッションごとに、起動するショートカットを変更する、ということもできます。