●概要●
SUMIF関数の検索条件にワイルドカード文字を使い、複数の条件に合うセルの値を合計する方法を紹介します。完全一致ではなく、前方一致や後方一致などの条件で合計を算出したいときに、ご活用ください。
●詳細●
- 合計値を表示したいセルを選択します。
- 選択したセルに、
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲) という数式を入力するのですが、検索条件となる文字列や値などを、ワイルドカード文字を使って指定します。
(例)セルA2からA101に項目名、セルB2からB101に合計したい値が入力されているとします。その中から、項目名の2文字目が「え」となっているデータの値のみを合計したい場合、下記のような数式となります。
=SUMIF(A2:A101,"?え*",B2:B101)
- これで、検索条件に合ったセルの値のみが、合計されます。
●補足●
ワイルドカード文字("?"、"*")について
"?"(疑問符):任意の1文字
"*"(アスタリスク):任意の数の文字