即効テクニック |
●概要● Excel2003では、SUBTOTAL関数で指定する集計方法(番号)に、非表示の値を無視する101〜109の集計方法が追加されました。Excel2002までの集計方法1〜11で集計を行うと、フィルタの結果に含まれていない行の値は無視されても、書式設定で非表示にした行の値は集計に含まれてしまいましたが、これにより、書式設定で非表示にした行の値を無視しての集計が可能になりました。ここでは、非表示の値を無視した合計を求める指定方法を紹介します。 ●詳細●●補足● Excel2002以前のバージョンで集計方法に109を指定すると、エラー値"#VALUE!"が返 されます。
- 合計を表示するセルを選択します。
- 選択したセルに、数式 =SUBTOTAL(109,集計範囲) を入力します。 (例)セルB2からB100が集計範囲の場合、=SUBTOTAL(109,B2:B100) と入力。
- 行を非表示にすると、非表示の行に入力されている値を除いた合計が求められます。