条件に合うデータの合計値を求めたい場合には「SUMIF関数」を使用すると便利ですが、条件に合うデータの平均値を求めたい場合、「AVERAGEIF関数」が用意されていないため、配列数式を使用して求めます。
●操作手順●
- 平均値を表示したいセルを選択し、「=AVERAGE」とAVERAGE関数を指定します。
- AVERAGE関数の引数にIF関数を指定します。
- 条件が入力されているセルがC2〜C19、平均を求めたい数値が入力されているセルが
D2〜D19、条件としてセルに入力されている値が「男」の場合、
「=AVERAGE(IF(C2:C19=”男”,D2:D19,””)))」と数式を作成します。
- 配列数式にするため、数式の確定時に[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押します。
- 数式の前後に「{ }(中カッコ)」が入力されます。
●補足●
Excel2007からは「AVERAGEIF関数」が使用できるようになったため、配列数式にする必要はありません。