●概要●
条件付き書式を使うと、重複しているデータを簡単に見つけ出すことができます。
●詳細●
《共通》
- データが入力されているセル範囲を選択します。
《Excel 2007、2010、2013、2016バージョン》
- ［ホーム］タブ−［条件付き書式▼］−［新しいルール(N)...］を選択し、［新しい書式ルール］ダイアログボックスを表示します。
- ［ルールの種類を選択してください］から［数式を使用して、書式設定するセルを決定］を選択します。
- ［次の数式を満たす場合に値を書式設定］のボックスに以下の数式を入力します。
=COUNTIF(重複をチェックするセル範囲,チェックするセル範囲の開始セル)>1
【例】セルA2からセルE202にあるデータの中から、重複しているデータをチェックする
=COUNTIF($A$2:$E$202,A2)>1
- ［書式(F)...］ボタンをクリックすると［セルの書式設定］ダイアログボックスが表示されるので、セルの網掛けやフォントの色など、重複データに設定したい書式を設定します。
- ［OK］ボタンをクリックし、［セルの書式設定］ダイアログボックスを閉じます。
- ［条件付き書式の設定］ダイアログボックスの［OK］ボタンをクリックすると、手順(5)で設定した書式が重複データに反映されます。
《Excel 2003以前のバージョン》
- ［書式(O)］メニューから［条件付き書式(D)...］を選択し、［条件付き書式の設定］ダイアログボックスを表示します。
- 条件1に表示されている［セルの値が］右側の［▼］ボタンをクリックし、［数式が］を選択します。
- [数式が］を選択して右側に表示されるボックスに、数式を入力します。
=COUNTIF(重複をチェックするセル範囲,チェックするセル範囲の開始セル)>1
【例】セルA2からセルE202にあるデータの中から、重複しているデータをチェックする
=COUNTIF($A$2:$E$202,A2)>1
- ［書式(F)...］ボタンをクリックすると［セルの書式設定］ダイアログボックスが表示されるので、セルの網掛けやフォントの色など、重複データに設定したい書式を設定します。
- ［OK］ボタンをクリックし、［セルの書式設定］ダイアログボックスを閉じます。
- ［条件付き書式の設定］ダイアログボックスの［OK］ボタンをクリックすると、手順(5)で設定した書式が重複データに反映されます。
●補足●
「同じデータが5以上ある場合」といった重複チェックをしたい場合は、手順(4)で入力する数式の >1 の部分の数字を4にするというように、条件を変更してください。
