HOME > 即効テクニック > AccessVBA > ユーザーインターフェース > マウスポインタの形状を変更する

即効テクニック

ユーザーインターフェース

マウスポインタの形状を変更する

(Access 2000/2002/2003)
● 概要 ●

構文  expression.MousePointer


設定項目        内容
expression	Screenオブジェクト[省略不可]

ScreenオブジェクトのMousePointerプロパティを使用して、マウスポインタの形状を変更します。
たとえば、MousePointerプロパティに11を設定してマウスポインタを砂時計の形にすると、ユーザーに処理中であることを示すことができます。
MousePointerプロパティに設定する値は次のとおりです。


《MousePointerプロパティの設定値》
設定値	 説明
  0	 Accessによって決められた形(既定値)
  1	 標準の選択の形(矢印)
  3	 テキスト選択の形(I字型)
  7	 上下に拡大/縮小する形
  9	 左右に拡大/縮小する形
  11	 待ち状態の形(砂時計型)


● サンプル ●
'マウスポインタの形状を変更する
Sub MousePointerSample()

    Application.Screen.MousePointer = 11

    'マウスポインタの形状を規定値に戻す
    'Application.Screen.MousePointer = 0

End Sub

● 実行結果 ●
マウスポインタの形状が砂時計になります。

● 補足 ●
サンプルを実行すると、マウスポインタの形が砂時計のままになります。
規定のマウスポインタに戻すには、サンプル中でコメント化されている「Application.Screen.MousePointer = 0」を実行してください。