HOME > 即効テクニック > AccessVBA > ユーザーインターフェース > ファンクションキーを設定する

即効テクニック

ユーザーインターフェース

ファンクションキーを設定する

(Access 2000/2002)
● 概要 ●
フォーム上で任意のコントロールにフォーカスがある状態でキーを押すと、通常はフォーカスのあるコントロールのキーボードイベントが発生します。
しかし、フォームの[キーボードイベント取得]プロパティを「はい」に設定すると、フォーカスのあるコントロールより先に、フォームがキーボードイベントを取得します。
そこで、フォームの[キークリック時]イベントプロシージャに、ファンクションキーに対応する処理を記述すると、フォーカスがどのコントロールにある場合でも、ファンクションキーを押すことで目的の処理を実行できます。

サンプルは、フォーム上の[cmdFilt]ボタンのクリック時イベントプロシージャと[F3]キー、[cmdShAll]ボタンのクリック時イベントプロシージャと[F4]キーを対応させています。
ボタンをクリックしてもファンクションキーを押しても同じ処理が行われます。


● サンプル ●
'フォームの[キーボードイベント取得]プロパティを「はい」に'設定してから実行

'フォームの[キークリック時]プロパティにイベントプロシージャを作成
'押されたキーに対応する処理を記述
Private Sub Form_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)

    Select Case KeyCode
    
        '[F3]キーが押されたとき
        Case vbKeyF3
            '以下のプロシージャを呼び出す
            Call cmdFilt_Click
        
        '[F4]キーが押されたとき
        Case vbKeyF4
            '以下のプロシージャを呼び出す
            Call cmdShAll_Click
        
    End Select
    
End Sub