即効テクニック |
●詳細● テーブルの特定のレコードを表示することができるフィルタ機能をVBAで操作する事ができます。 サンプルプロシージャでは、フォームを開くときに発生するイベント「Open」でFilterプロパティを使ってフィルタを設定しています。 フォームのレコードソースはテーブル「商品管理」で、フィルタを設定していなければ全てのレコードが表示されますが、フィルタを設定してフィールド「商品番号」が1000より大きいレコードのみを表示するようにしています。 実際にフィルタを実行してレコードを絞り込むには、FilterOnプロパティを使います。FilterOnプロパティにTrueを設定して、フィルタを適用します。 ●サンプル● Private Sub Form_Open(Cancel As Integer) Me.Filter = "商品番号 > 1000" Me.FilterOn = True End Sub ●補足説明●
- フィルタを解除するには、FilterOnプロパティにFalseを設定します。
- Filterプロパティを使用すると、フィルタを保存し、後でそれを適用することができます。フィルタは、フィルタを作成したオブジェクトと共に保存されます。
- コマンドボタンのクリック時のイベントにフィルタの切り替えを設定したり、抽出条件を入力するようにするなど応用して下さい。