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即効テクニック

Windows環境・オブジェクト

オブジェクトをコピーする

(Access 2000/2002/2003)
●概要●
構文  expression.CopyObject(DestinationDatabase, NewName, SourceObjectType, 
                            SourceObjectName)

設定項目内容
expressionDoCmdオブジェクト[省略不可]
DestinationDatabaseコピー先データベースのパス名を文字列式で指定[省略可能]
NewNameコピー先オブジェクトの新しい名前を文字列式で指定[省略可能]
SourceObjectTypeコピーするオブジェクトの種類をAcObjectTypeクラスの定数で指定[省略可能]
SourceObjectNameコピーするオブジェクトの名前を文字列式で指定[省略可能]
指定したオブジェクトを、カレントデータベースまたは別のデータベースにコピーします。バックアップコピーを作成したり、似たようなオブジェクトを作成するさいにコピーして変更を加える、といった手順の中で利用できます。引数を省略すると、カレントデータベースが指定されたこととなります。引数と引数を省略すると、データベースウィンドウで現在選択されているオブジェクトがコピーされます。なお、データアクセスページでCopyObjectメソッドを使った場合は、コピー先データベースには実際のHTMLファイルがコピーされるのではなく、そのHTMLファイルへのリンクが作成されます。引数に指定できる定数は次のとおりです。 ・引数に指定する定数(AcOutputObjectTypeクラス)
定数説明
acDataAccessPageデータアクセスページ
acDefault現在選択されているオブジェクトの種類(既定値)
acDiagramダイアグラム
acFormフォーム
acFunctionファンクション
acMacro マクロ
acModuleモジュール
acQuery クエリ
acReportレポート
acServerViewサーバービュー
acStoredProcedureストアドプロシージャ
acTableテーブル
●サンプル● Sub CopyObjectSample() 'エラーの場合、myErr: へ On Error GoTo myErr '[書籍テーブル]をもとに[コピー書籍テーブル]を生成 DoCmd.CopyObject , "コピー書籍テーブル", acTable, "書籍テーブル" MsgBox "[コピー書籍テーブル]を作成しました" 'プロシージャを終了 Exit Sub myErr: 'エラーメッセージを出す MsgBox Err.Description End Sub