●概要●
構文 Object1.GetFile(FilePath) 取得のみ
Object2.Type 取得のみ
設定項目 内容
Object1 FileSystemObjectオブジェクトを指定［省略不可］
FilePath ファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定［省略不可］
Object2 Fileオブジェクトを指定［省略不可］
FileオブジェクトのTypeプロパティは、ファイルの種類を取得します。Fileオブジェクトは、FileSystemObjectオブジェクトのGetFileメソッドで取得します。
FileオブジェクトはFileSystemObjectオブジェクトの参照設定を行ってから使用します。参照設定は、［ツール］メニューから［参照設定］コマンドを選択して、［参照設定］ダイアログボックスを表示します。ダイアログボックスが表示されたら一覧から「Microsoft Scripting Runtime」をチェックして［OK］ボタンをクリックします。
サンプルは、「C:\AccessVBA」フォルダの「Sample1.mdb」ファイルの種類を、メッセージダイアログに表示します。
●サンプル●
'ファイルの種類を取得する
' [ツール]→[参照設定]で「Microsoft Scripting Runtime」をチェック
Sub Sample()
Dim myFileSystem As New Scripting.FileSystemObject
Dim myFile As Scripting.File
Set myFile = myFileSystem.GetFile("C:\AccessVBA\Sample1.mdb")
MsgBox "ファイルの種類：" & myFile.Type
End Sub
●実行結果例●
メッセージダイアログの内容
「ファイルの種類:Microsoft Access アプリケーション」
●補足●
ファイルの作成日、更新日、最終アクセス日は、それぞれFileオブジェクトのDateCreatedプロパティ、DateLastModifiedプロパティ、DateLastAccessedプロパティで取得できます。フォルダのサイズと種類は、FolderオブジェクトのSizeプロパティとTypeプロパティで取得します。
