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定型用紙の空欄にデータを印刷する(その1)

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すでに記入する欄が印刷されている定型用紙に印刷をする場合で、用紙はコピーなどで使い回しができない場合を考えます
決まった用紙にデータだけを印刷する場合です。

●手順●
  1. レポートを新規作成し、デザインビューを選択します。
  2. ページ設定で、用紙の設定を行います。大事なのが、用紙の大きさと余白です。適切な用紙を選択し、余白を上下左右とも10mmにしておきましょう。
  3. 印刷したい用紙の空欄の位置を正確に測ります。 空欄の左上の角の位置が用紙の上端からと左端からそれぞれ何ミリの位置にあるか。 空欄の大きさ(縦と横のサイズ)をミリで測ります。
  4. 空欄の情報をレポートに反映します。
  5. テキストボックスを新規に作成して、ラベルは、削除します。 テキストボックスのプロパティを開いて「書式」のタブを選択します。 左位置、上位置、幅、高さ設定します。
  6. 左位置 用紙の左端から測った数字の左余白部分を引いた値(この場合余白を10mm取りましたから10mm引きます)単位は、cmです。
  7. 上位置 用紙の上端から測った数字の上余白部分を引いた値(この場合余白を10mm取りましたから10mm引きます)単位は、cmです。
  8. 幅 用紙の空欄の幅です。単位はcm
  9. 高さ 用紙の空欄の高さです。単位はcm
  10. 空欄大きさ、または、用紙の周りの文字の大きさに合うように「フォント名」、「フォントサイズ」を調整します。
  11. 境界線スタイルは、「透明」を選択すれば、テキストボックスの枠線は、印刷されません。
  12. この作業をデーターを印刷する空欄の数だけ繰り返します。
●動作確認● 白い普通用紙にデータを印刷してみます。 実際に印刷したいフォーム用紙と重ね合わせ印刷位置を確認します。 1度の設定で、完璧に印刷できることはありません。 何ミリずれているかを印刷した白い紙に記入して、レポートのテキストボックスのプロパティで各数値を修正します。 ●補足事項● テキストボックスのプロパティで設定する「左位置」、「上位置」の値は、それぞれの余白を引いた値を入力します。 すなわち用紙の端からではなく、余白位置からの値になります。