即効テクニック |
ページ番号は、[ページ番号]ダイアログボックスで簡単にフォームまたはレポートに追加することができますが、オリジナルのページ番号を追加したい場合は、テキストボックスを利用します。フォームまたはレポートのPageプロパティは、カレントページ番号を示します。テキストボックスとPageプロパティを使って、次の手順でオリジナルのページ番号を追加します。
- フォームをデザインビューで開くか、またはレポートをデザインビューで開きます。
- ページ番号を表示するためのテキストボックスを追加します。
- 追加したテキストボックスのプロパティシートを表示して、[データ]タブをクリックします。
- [データ]タブの[コントロールソース]に、表示するページ番号の式を入力します。式の入力は、[コントロールソース]をクリックすると表示される[式ビルダ]ボタン(...)をクリックして、[式ビルダ]ダイアログボックスで行います。
- まず、ビルダの下の部分の左側のボックスで、「関数」の「組み込み関数」をクリックします。 中央のボックスでは、「プログラムフロー」をクリックします。 右側のボックスでは、「IIf」をクリックします。
- [貼り付け(P)]ボタンをクリックするか、「IIf」をダブルクリックすると、ビルダの上の部分の[式ボックス]に、 IIf (
, , ) と表示されます。 - 「
」には、カレントページが1ページ目以降かどうかを判断する条件式「Page>1」を指定します。 IIf (Page>1, , ) - 「
」には、条件が真の場合に表示する値を指定します。条件が真であった場合は、カレントページ番号と総ページ数と文字列を組み合わせた値「Page & "/" & Pages & " ページ"」を表示します。この値の入力は、「 」を選択しておき、ビルダの下の部分のボックスで、「汎用」−「現在/合計ページ」−「Page & "/" & Pages & " ページ"」をクリックして貼り付けることもできます。Pagesプロパティはフォームまたはレポートの合計ページ数を示します。 IIf (Page>1, Page & "/" & Pages & " ページ", ) - 「
」には、条件が偽の場合に表示する値を指定します。条件が偽であった場合は、何も表示しないので、「""」を入力します。この値の入力は、「 」を選択しておき、ビルダの下の部分のボックスで、 「定数」−「すべて」−「""-空文字列」をクリックして貼り付けることもできます。 - [OK]ボタンをクリックすると、[データ]タブの[コントロールソース]に、表示するページ番号の式が設定されます。
- プレビューで表示して、ページ番号を確認してください。ページ番号の書式は、次のような指定方法があります。 指定方法 表示例 ="Page" & [Page] Page 1、Page 2、Page 3 =[Page] & "ページ" 1 ページ、2 ページ、3 ページ =[Page] & " of " & [Pages] 1 of 3、2 of 3、3 of 3 =[Page] & "/"& [Pages] & " ページ" 1/3 ページ、2/3 ページ、3/3 ページ ="- " & [Page] & " -" - 1 -、- 2 -、- 3 - =Format([Page], "000") 001、002、003