HOME > 即効テクニック > Access一般機能 > Access設定 > エラー発生後のコード表示を抑制する

即効テクニック

Access設定

エラー発生後のコード表示を抑制する

(Access 97/2000)
●概要●
特別にエラー処理を行っていないモジュールでエラーが発生すると、「実行時エラー」のダイヤログが表示されます。ここで「デバッグ」ボタンをクリックすると、処理が中断した箇所のコードが表示されますが、誤操作回避のためにも、エンドユーザーにこの画面を見せるのはあまり望ましくないでしょう。以下のようにして、エラー発生後のコード表示を抑制することができます。

●方法●
Accessウィンドウのメニューで[ツール]-[起動時の設定]の[詳細]ボタンをクリックして下さい。

[詳細(A) >>]ボタンをクリックする

○ Access97の場合
「エラー発生後にコードを表示」チェックボックスがあります。このチェックを外しておくと、「実行時エラー」ダイヤログでの「デバッグ」ボタンは使用不可となります。また同様に、その右の「ショートカットキーを有効にする」のチェックも必要であれば外しておくと良いでしょう。

○ Access2000の場合
「ショートカットキーを有効にする」チェックボックスがあります。このチェックを外しておくと、「実行時エラー」ダイヤログは出ず、コード表示もされなくなります。

「ショートカットキーを有効にする」チェックボックスのチェックを外す

●備考●
この設定は、次回起動時以降に有効となります。
また、Access2000の場合は、Visual Basic Editor(VBE)を開き、メニューの[ツール]-[<データベース名>のプロパティ]-[保護]で、「プロジェクトを表示用にロックする」のチェックを入れ、パスワードを設定すれば、コード表示を確実に保護できます。

プロパティダイアログで「プロジェクトを表示用にロックする」チェックボックスにチェックをつける