蕾のチューリップを作る
今度は、完成した赤いチューリップを少しアレンジをして蕾をつくります。
- オブジェクトを選び選択して右クリックし、メニューを表示()
- 表示メニューで「グループ化」をクリック()
- 「グループ解除」をクリック()
- 部品画それぞれの編集ハンドルが表示されることを確認する()
第4回で花びらが完成したとき、グループ化をしました。そして、第5回で茎と葉が完成したとき、花と全部をグループ化しました。つまり、2回グループ化をしているので「グループ解除」はグループ化を実行した分だけ解除する必要があります。
ここでは、花びらまでをグループ解除するので、2回上記同じ手順で「グループ解除」をします。
花弁の位置を変える
グループ解除ができた左右の花びらを、回転ツールを利用して角度を変えます。
グリーンのハンドルにカーソルを合わせ、良い角度になるまで回転させます。
左と右のバランスを考え傾き加減の微調整を行ってください。
このような形になると蕾の完成です。
できあがりましたら輪郭線の修正形が崩れないように、グループ化をしましょう。
また、配色の応用として、グラデーションの配色を2色にし「色1」と「色2」に違う色を設定するとチューリップの印象が変わります。
グリーンをうまく使うとまだ若い蕾の雰囲気を作ることができます。
部品の角度を変える応用をすると、花びらが開いたようになりますので挑戦してください。
グラデーションを変えたり、角度を変えただけでイラストにいろいろな表情が現れますので、何個かアレンジを自分なりに工夫をしてみましょう。
葉が開いたチューリップを作る
今度は葉をアレンジします。
- 葉のオブジェクトを選択し、
編集ハンドルが表示されるので、上隅のハンドルにポインタを合せる。() - ポインタを適当な方向にドラッグし変形させる
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▼図06-08 変形した葉
完成しているチューリップに添えてみましょう。雰囲気ががらりとかわります。
また、今まで学習してきた「回転」や「反転」を駆使し、アレンジをするとこのようなチューリップが作れます。
右下にあった葉を上に移動させ、左の葉一枚を右へ反転しただけです。
今までの操作方法でチューリップのアレンジが簡単に行えます。