はじめに
第3回 「花びらを作る」、 第4回「花びらにグラデーションをつける」では、グラデーションのかかった美しいチューリップの花を作りました。
第5回では、できた「花」へ茎と葉をつけます。
今回は以下の内容を学習します。
- 「ズーム」機能で絵全体の画面の調節
- 「フリーフォーム」で茎を描く
- 「曲線」で葉を描く
- 「頂点の編集」で輪郭線の修正が、「頂点」と「線分」の両面からできることのおさらい
- 「グラデーションの種類」と「バリエーション」の組み合わせで色を塗る

「ズーム」機能で絵全体の画面の調節
花に茎と葉を付けるのですが、夫々の大きさにはおのずとバランスがあります。
今までは花に集中していましたが、今度は茎も葉もバランスよく描き込めるように、画面の表示を調整します。
花を大きく描いたので、茎や葉を描くと画面からはみ出して、花が見えなくなる心配は有りませんか?
エクセルの画面は縦にも横にも広がるのですが、絵が大きいと画面からはみ出して、絵全体が見えなくなり、「絵の部品」間のバランスが分からなくなります。これでは描きにくいので、「ズーム」機能を利用して視野を広げます。画面の見える範囲を広げて、絵全体が見渡せるように画面を調整します。
「ズーム」機能を使えるようになっているかどうかを確かめましょう。「ズーム」機能が使えるためには、「標準」ツールバーが表示されていなければなりません。通常は既に表示されていると思われますので先ず確かめてください。
絵を描くことも大切ですが、制作する環境を整えるのも良い絵を作ることの一歩です。
もしメニューバーに「ズーム」が無い場合は以下の手順でメニューバーを表示してください。
- メニューバーの「表示」をクリック
- 「ツールバー」をクリック
- 「標準」が選択されていることを確認。もし、入っていなければクリックして入れます。
- 「標準」ツールバーが表示されると「ズーム」が100%に設定されています。

- 数値を変更し茎が描ける表示サイズにします。
