第2回 花びらを描く 2/3

第2回 花びらを描く| 1/3  2/3  2/3 

輪郭の手直し1-「頂点の編集」

一気に描いた輪郭を、HN1の形と比べると、次の図02_01のようになります。

▼図02_01 描き上がった輪郭
図02_01 描き上がった輪郭

輪郭線は、何度描いてみても、なかなか思うようには描けないものです。しかし、絵には個性や勢いが必要なので、極端な部分は修正するとしても、多少のことにはこだわらない方が、個性的な味が出てかえって良いものです。

ですが、左側中央部の凹みと右側中央部の膨らみが気になります。そこで凹んでいる部分を外側に膨らまし、膨らんでいる部分を内側に押し込んで形を整えます。手直しの手順を、図02_02を見ながら以下に説明します。

▼図02_02 頂点を編集する準備
図02_02 頂点を編集する準備
  1. 図形上にポインタを合わせて右クリック(画面1)
  2. メニューが表示される(画面2)
  3. [頂点の編集(E)]を選択(画面2)
    (参考:[頂点の編集(E)]は、ツールバーの左端にある[図形の調整(R)]メニューからも選択できます)
  4. 輪郭線上に、曲線の「曲がり角」を示す屈曲点(編集ハンドル)が、黒い四角で表示される(画面3)

これで[頂点の編集]、つまり手直しの準備ができました。いよいよ手直しにかかります。
まずは左側中央部の凹みを整えましょう。

図02_03の「修正する屈曲点」に示しているように、極端に外れていて修正が必要な点は、A、B、Cの3点です。ここでは、A点で手直し手順を説明します。

▼図02_03 頂点の編集
図01_02 頂点の編集
  1. A点にマウスポインタを合わせる(A点の修正 左図)
  2. ポインタが曲がり角を示す点(あるいは輪郭線)と一致した時、ポインタは小さな白い四角に変化する(A点の修正 左図)
  3. マウスの左ボタンを押したまま、線の形が適切になる位置までドラッグする(A点の修正 右図)
  4. 同様にB点、C点も、それぞれポインタを合わせて適当な位置までドラッグし、極端な歪みのない図形を完成させる

これでフリーハンドで描いた際の凹凸が目立たなくなりました。

輪郭の手直し2-「頂点の削除」

頂点の位置を移動させて修正を行うほかにも、頂点自体を削除したり、追加したりして形を整えることができます。

▼図02_03 頂点の削除
図02_03 頂点の削除
  1. 削除したい屈曲点(ここでは、D点)にマウスポインタを合わせて右クリック
  2. 表示されるメニューから[頂点の削除(L)]を選択
  3. 同じ操作をE点でも行い、D点・E点を削除。滑らかな図形となる

このように、フリーハンドで勢い良く描いた図形は少し形が崩れてしまいますが、気にせずに描いて、後から「頂点の編集」を使って修正することが可能です。ここでは、「頂点の編集」モードで、大きく歪んでいる所をドラッグで直し、更に細か過ぎて凸凹になっている点を「頂点の削除」で修正する方法をご紹介しました。

この他にも、「頂点の編集」モードの描画線上で右クリックする表示されるメニューを利用すると、曲線の部分を直線に直したり、開いている線を閉じたりすることができます。つまり、「頂点の編集」では「頂点」と「線分」の編集ができるのです。

第2回 花びらを描く| 1/3  2/3  2/3