絵を描く準備
パソコンで絵が描けるように準備します。
Excelを立ち上げ、さらに絵を描くための道具である[図形描画]ツールバーを画面に表示させます。
▼ 図02_01 [図形描画]ツールバーを表示させる手順
- [表示(V)]メニューから、[ツールバー(T)]- [図形描画]をクリックする。
[図形描画]ツールバーが表示されます。
▼ 図02_02 [図形描画]ツールバー
これでExcelで絵を描ける準備ができました。
これからこのツールバーを頻繁に使うので、主な項目の中身を見ておきましょう。ツールバーのそれぞれの項目にポインタを当ててクリックしてみてください。
格納されている中身のリスト・メニューが表示されます。主な内容は下図のとおりです。
▼ 図02_03 [図形描画]ツールバーの主なボタンとその機能
- 図形の回転・前後入れ替え、グループ化など、図形を操作・加工するためのメニューが格納されている。
- オブジェクトを選択するツール。
- 様々なパターンの図形や線を作成する。
- 図形に塗る色や色調を調整する。
- 線の色を調整する。
- 線の太さを調整する。
- 線の種類(直線、点線、破線など)を調整する。
輪郭線を描く準備をする
頻繁に使う線のメニューは、[オートシェイプ(U)]の中にあるので、使いやすいように取り出してしまいましょう。
▼ 図03_01 線のメニューを切り離して表示させる
- [オートシェイプ(U)]から[線(L)]を選択する。
- メニュー上部をクリックしたままドラッグする。
これで、線のメニューが分離して画面に表示されるため、線を描きたいときに、毎回メニューをたどらなくても、いつでも使えるようになります。
▼ 図03_02 [線]のメニューと線の種類を切り替えるボタン
線には、直線、矢印、双方向矢印の他に、曲線、フリーフォーム、フリーハンドといった線のパターンがあります。絵を描くときには、主に曲線、フリーフォーム、フリーハンドの3つを使います。
線にはそれぞれ個性があリますが、オートシェイプ画を上手に描くには、線を使い慣れることと、線の個性に合った使い方をすることが大切です。
次回のこの講座では、これらの線を使って、チューリップの花から描いていきます。