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第9回 *や+でANDやOR条件を設定する 2/4

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IFとIFを組み合わせて4つの場合分けを行う

IF関数を組み合わせることで4つの場合分けをしてみます。基本的な考え方は、2つのIFの関係が真の場合を「True」、偽の場合を「False」とすると、「True、True」「True、False」「False、True」「False、False」という4種類の場合分けになります。

サンプルでは、ある通信販売業者の注文状況が表になっています。会員で、かつ注文金額が2万円以上なら「3割引」、それ以外の会員は「2割引」、会員外であっても年齢が20歳未満なら「1割引」という式を作成してみましょう。

まず、1つ目のIF関数で会員かどうかを判定します。

  1. セルE6を選択する。
  2. [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 セルE6を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
     図02-01 セルE6を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
  3. [関数の分類]ボックスから[論理]を選択する。
  4. [関数名]ボックスから[IF]を選択する。
  5. [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
    図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
  6. [論理式]ボックスに「B6="○"」と入力する。
    ※ [論理式]には条件を入力します。会員の場合はB列に「○」が入力されているかで判別します。
  7. [Tab]キーを押して[真の場合]ボックスにカーソルを移動する。
    ※ [真の場合]ボックス内をクリックしてカーソルを移動することもできます。
  8. [真の場合]ボックスにカーソルを置いた状態で、数式バー左端の[関数]ボックスの[IF]をクリックする。
    ※ 1つ目の論理式で会員かどうかは判別できましたので、真の場合にIF関数を再度設定し、2つ目の条件を指定します。
    ▼ 図02-03 2つ目のIF関数を選択
     図02-03 IF関数で採用結果を表示
  9. 2つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックスが表示される。
  10. [論理式]ボックスに「D6>=20000」と入力する。
    ※ 今回は2つ目の条件「注文金額が20,000円以上」を指定します。
  11. [Tab]キーを押して[真の場合]ボックスにカーソルを移動する。
  12. 「D6*0.7」と入力し、[偽の場合]ボックスにカーソルを移動する。
    ※ 会員で注文金額が20,000円以上の人は3割引になります。
  13. 「D6*0.8」と入力する。
    ※ 会員で注文金額が20,000円未満の人は2割引になります。
    ▼ 図02-04 2つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックス
    図02-04 2つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックス
  14. [OK]ボタンは押さずに、数式バー内1つ目の「IF」をクリックする。
    ▼ 図02-05 数式バーを使い、関数の切り替え
    図02-05 数式バーを使い、関数の切り替え
  15. 1つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻ったら、[偽の場合]ボックスにカーソルを移動する。
  16. [偽の場合]ボックスにカーソルを置いた状態で、数式バー左端の[関数]ボックスの[IF]をクリックする。
    ※ 続いて、会員ではない人で20歳未満の人を判別するIF関数を作成します。
    ▼ 図02-06 3つ目のIF関数を選択
    図02-06 3つ目のIF関数を選択
  17. 3つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックスが表示されたら、[論理式]ボックスに「C6<20」と入力する。
    ※ 今回は「年齢が20歳未満」を指定します。
  18. [真の場合]ボックスに「D6*0.9」と入力する。
    ※ 会員でなく、年齢が20歳未満の人は1割引になります。
  19. [偽の場合]ボックスに「D6」と入力する。
    ※ それ以外の人は、そのまま注文金額が代入されます。
  20. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-07 3つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックス
    図02-07 3つ目のIF関数の[関数の引数]ダイアログボックス

セルE5に採用結果が表示されます。

▼ 図02-08 IF関数で割引後の請求金額を表示
 図02-08 IF関数で割引後の請求金額を表示

オートフィル機能を使用して数式をコピーし、全員分の採用結果を表示しましょう。

▼ 図02-09 条件式をコピー
図02-09 条件式をコピー

オートフィル機能でコピーすると…

▼ 図02-10 条件式をコピー
図02-09 条件式をコピー
  1. 会員で注文金額が20.000円以上の人は3割引
  2. 会員で注文金額が20.000円未満の人は2割引
  3. 会員ではないが、20歳未満の人は1割引
  4. それ以外の人は割引なし

4つの場合分けされた数式がコピーされます。

このようにIF関数を入れ子にすることで、結果を4つに場合分けできます。続いて、複数条件を設定する際に使用するANDやORを「*」や「+」で代用する方法をご紹介します。

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