SUBSTITUTE関数の基本的な使い方
文字列を置き換える関数には『SUBSTITUTE関数』を使用します。SUBSTITUTE関数は、ある文字列の中で○回目にでてきた特定の文字を指定した文字に変換する関数です。
今回はB列の“型名”を変更しましょう。2つ目の「-(ハイフン)」を、SUBSTITUTE関数を使用して削除します。
- セルC5を選択する。
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-01 セルC5を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
- [関数の分類]ボックスから[文字列操作]を選択する。
- [関数名]ボックスから[SUBSTITUTE]を選択する。
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
- セルB5をクリックし、[文字列]ボックスに「B5」と表示されていることを確認する。
- [Tab]キーを押して[検索文字列]ボックスにカーソルを移動する。
※ [検索文字列]ボックス内をクリックしてカーソルを移動することもできます。 - 「-」(半角ハイフン)を入力し、[Tab]キーを押して[置換文字列]ボックスにカーソルを移動する。
- 「""」(半角ダブルクォーテーションを2つ)を入力し、[Tab]キーを押して[置換対象]ボックスにカーソルを移動する。
※ 検索文字列を削除したい場合は、長さ0の文字列として「""」を入力します。 - 「2」と入力する。
※ 置換対象には何番目の文字を置換するかを指定します。今回は2つ目の「-」が対象となるので「2」を指定します。 - [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図02-03 [関数の引数]ダイアログボックス
セルB5の文字列の2つ目のハイフンが削除されました。「=SUBSTITUTE(B5,"-","",2)」で、セルB5の左から2番目の「-」を長さ0の文字列に置き換えるという意味になります。
残りの型名も、オートフィル機能を使用してハイフンを削除しましょう。
▼ 図02-04 ハイフンを削除
すべての型名の2番目のハイフンが取り除かれました。
SUBSTITUTE関数の基本的な使い方は理解できましたか?次は、SUBSTITUTE関数を組み合わせて使用する例を紹介します。