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第5回 置換機能でできない文字の置き換え 2/4

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SUBSTITUTE関数の基本的な使い方

文字列を置き換える関数には『SUBSTITUTE関数』を使用します。SUBSTITUTE関数は、ある文字列の中で○回目にでてきた特定の文字を指定した文字に変換する関数です。

今回はB列の“型名”を変更しましょう。2つ目の「-(ハイフン)」を、SUBSTITUTE関数を使用して削除します。

  1. セルC5を選択する。
  2. [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 セルC5を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
    図02-01 セルC5を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
  3. [関数の分類]ボックスから[文字列操作]を選択する。
  4. [関数名]ボックスから[SUBSTITUTE]を選択する。
  5. [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
     図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
  6. セルB5をクリックし、[文字列]ボックスに「B5」と表示されていることを確認する。
  7. [Tab]キーを押して[検索文字列]ボックスにカーソルを移動する。
    ※ [検索文字列]ボックス内をクリックしてカーソルを移動することもできます。
  8. 「-」(半角ハイフン)を入力し、[Tab]キーを押して[置換文字列]ボックスにカーソルを移動する。
  9. 「""」(半角ダブルクォーテーションを2つ)を入力し、[Tab]キーを押して[置換対象]ボックスにカーソルを移動する。
    ※ 検索文字列を削除したい場合は、長さ0の文字列として「""」を入力します。
  10. 「2」と入力する。
    ※ 置換対象には何番目の文字を置換するかを指定します。今回は2つ目の「-」が対象となるので「2」を指定します。
  11. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-03 [関数の引数]ダイアログボックス
    図02-03 [関数の引数]ダイアログボックス

セルB5の文字列の2つ目のハイフンが削除されました。「=SUBSTITUTE(B5,"-","",2)」で、セルB5の左から2番目の「-」を長さ0の文字列に置き換えるという意味になります。

残りの型名も、オートフィル機能を使用してハイフンを削除しましょう。

▼ 図02-04 ハイフンを削除
図02-04 ハイフンを削除

すべての型名の2番目のハイフンが取り除かれました。

SUBSTITUTE関数の基本的な使い方は理解できましたか?次は、SUBSTITUTE関数を組み合わせて使用する例を紹介します。

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