データの最大値・最小値を求める/MAX関数・MIN関数
データの中で一番大きな値を求める『MAX関数』、一番小さな値を求める『MIN関数』に挑戦します。サンプルデータではある会社の販売実績データが、日付ごと、担当者ごとの表になっています。
MAX関数で最大値を求める
販売実績データの中で1人の担当者が1日で売った個数の最大値を求めてみましょう。
- セルJ5を選択する。
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-01 セルJ5を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリック
- [関数の分類]ボックスから[統計]を選択する。
- [関数名]ボックスから[MAX]を選択する。
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
- セルE5からE40をドラッグし、[数値1]ボックスに「E5:E40」と表示されていることを確認する。
- [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図02-03 [関数の引数]ダイアログボックス
セルJ5に最大値132が表示されました。12月に1日で一番よく売れた個数は132個であることがわかります。
▼ 図02-04 最大値の表示
MIN関数で最小値を求める
続いて、販売実績データの中で1人の担当者が1日で売った個数の最小値を求めてみましょう。
MIN関数もMAX関数と同様、[関数の挿入]ダイアログボックスで表示することができますが、今回は数式バーに直接入力する方法に挑戦してみましょう。
▼ 図02-05 MIN関数を直接数式バーに入力
- セルJ6を選択する。
- 数式バー内をクリックし、「=MIN(」と入力する。
- セルE5からE40をドラッグし、数式バーに「=MIN(E5:E40」と表示されたことを確認して[Enter]キーを押す。
注意するのは「=(イコール)」を最初に付けることです。イコールが入力されていないと、MINを関数ではなく文字列だと判断してしまいますので注意しましょう。
セルJ6に最小値21が表示されました。12月に1日で一番売れなかった日の販売数は21個であることがわかります。
▼ 図02-06 最小値の表示