ある期間内の件数を求める
次は、特定期間内の件数を求めていきましょう。ポイントはCOUNTIF関数を2回使い、期間最終日までの件数から期間開始日までの件数をひく点です。今回は5月15日から6月30日までの期間の配達件数を求めましょう。
- セルP6を選択する。
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
- [関数の分類]ボックスから[統計]を選択する。
- [関数名]ボックスから[COUNTIF]選択する。
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図04-01 特定の期間の件数を求める
- セルF5:F12をドラッグし、[範囲]ボックスに「F5:F12」と表示する。
- [Tab]キーを押して[検索条件]ボックスにカーソルを移動する。
- [検索条件]ボックスに「<=2008/6/30」と入力する。
※ 期間最終日の2008/6/30までの件数を求めます。 - [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図04-02 [関数の引数]ダイアログボックス
次に、期間開始日の2008/5/15以前の件数を求め、先に求めた期間最終日までの件数から引きます。
- 数式バー上の数式の最後尾をクリックし、「−」を入力する。
- 数式バー左端に表示されている[COUNTIF]をクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
※ [関数の挿入]ボタンから[関数の挿入]ダイアログボックスを表示し、COUNTIF関数を作成しても構いません。▼ 図04-03 期間開始日までの件数を求めるCOUNTIF関数を作成 - セルF5:F12をドラッグし、[範囲]ボックスに「F5:F12」と表示する。
- [Tab]キーを押して[検索条件]ボックスにカーソルを移動する。
- [検索条件]ボックスに「<2008/5/15」と入力する。
※ 期間開始日の2008/5/15以前の件数を求めます。 - [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図04-04 [関数の引数]ダイアログボックス
これで2008年5月15日から2008年6月30日までの配達件数が求められました。
このようにCOUNTIF関数と引き算を組み合わせることで、特定の期間の件数を求めることもできます。次のページでは、COUNTIF関数を使用して重複データを見つけてみましょう。