HOME > モーグ学習室 > Excel 関数 > 第2回 COUNTIF関数を使ったカウントの活用技 2/6

第2回 COUNTIF関数を使ったカウントの活用技 2/6

第2回 COUNTIF関数を使ったカウントの活用技| 1/6  2/6  3/6  4/6  5/6  6/6 

活用技1 月別、期間別の件数をカウントする/COUNTIF+MONTH

月ごとの件数を数えるには、日付から月を求める『MONTH関数』と条件を付けて件数を求める『COUNTIF関数』を使います。MONTH関数で求めた月をCOUNTIF関数での条件とすれば、その月の件数が求められます。
また、一定期間の件数は、2つのCOUNTIF関数の引き算を行うことで求められます。

MONTH関数で月を求める

  1. 月数を表示したいセルG5を選択する。
  2. [関数の挿入]ボタンをクリック(または[数式]タブの[関数の挿入]ボタンをクリック)し、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-01 月を求めるMONTH関数を入力
     図02-01 月を求めるMONTH関数を入力
  3. [関数の分類]ボックスから[日付/時刻]を選択する。
  4. [関数名]ボックスから[MONTH]を選択する。
  5. [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
    ▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
     図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
  6. セルF5をクリックし、[シリアル値]に「F5」と表示する。
  7. [OK]ボタンをクリックする。
    ▼ 図02-03  MONTH関数の[関数の引数]ダイアログボックス
    図02-03  MONTH関数の[関数の引数]ダイアログボックス

    セルG5に「5月8日」の月数部分の「5」が表示されました。次にオートフィル機能を使ってセルG5以下のセルにも同様の関数をコピーします。

  8. セルの右下にマウスポインタを合わせ、+の状態でセルG12までドラッグ。
  9. [オートフィルオプション]ボタンをクリックし、一覧から[書式なしコピー(フィル)(O)]を選択する。
    ▼ 図02-04 関数をコピーする
    図02-04 関数をコピーする

これで月数を取り出すことができました。オートフィルを実行すると、値だけでなく書式もコピーされてしまいます。書式をコピーする必要がない場合は、[オートフィルオプション]ボタンから[書式なしコピー(フィル)]を選択します。

次のページでは、月別の配達件数を、COUNTIF関数を使用して求めてみましょう。

第2回 COUNTIF関数を使ったカウントの活用技| 1/6  2/6  3/6  4/6  5/6  6/6