活用技1 月別、期間別の件数をカウントする/COUNTIF+MONTH
月ごとの件数を数えるには、日付から月を求める『MONTH関数』と条件を付けて件数を求める『COUNTIF関数』を使います。MONTH関数で求めた月をCOUNTIF関数での条件とすれば、その月の件数が求められます。
また、一定期間の件数は、2つのCOUNTIF関数の引き算を行うことで求められます。
MONTH関数で月を求める
- 月数を表示したいセルG5を選択する。
- [関数の挿入]ボタンをクリック(または[数式]タブの[関数の挿入]ボタンをクリック)し、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-01 月を求めるMONTH関数を入力
- [関数の分類]ボックスから[日付/時刻]を選択する。
- [関数名]ボックスから[MONTH]を選択する。
- [OK]ボタンをクリックし、[関数の引数]ダイアログボックスを表示する。
▼ 図02-02 [関数の挿入]ダイアログボックス
- セルF5をクリックし、[シリアル値]に「F5」と表示する。
- [OK]ボタンをクリックする。
▼ 図02-03 MONTH関数の[関数の引数]ダイアログボックス
セルG5に「5月8日」の月数部分の「5」が表示されました。次にオートフィル機能を使ってセルG5以下のセルにも同様の関数をコピーします。
- セルの右下にマウスポインタを合わせ、+の状態でセルG12までドラッグ。
- [オートフィルオプション]ボタンをクリックし、一覧から[書式なしコピー(フィル)(O)]を選択する。
▼ 図02-04 関数をコピーする
これで月数を取り出すことができました。オートフィルを実行すると、値だけでなく書式もコピーされてしまいます。書式をコピーする必要がない場合は、[オートフィルオプション]ボタンから[書式なしコピー(フィル)]を選択します。
次のページでは、月別の配達件数を、COUNTIF関数を使用して求めてみましょう。