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第2回 COUNTIF関数を使ったカウントの活用技 1/6

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COUNTIF関数を使ったカウントの活用技

COUNTIF関数は条件を付けて件数を求める関数です。条件は1つしか指定できませんが、ほかの関数との組み合わせや複数のCOUNTIF関数を使うことで、あらゆる条件で件数を求めることができます。今回は、COUNTIF関数を使ったカウントの活用技をご紹介しましょう。

まず、COUNTIF関数を2つ使って引き算や足し算を行うと、ある一定の期間の件数が数えられます。月別の件数を数えたいときも同じですが、この場合はMONTH関数で取り出した月をCOUNTIF関数の条件にすればさらに簡単に求められます。

▼ 図01-01 COUNTIF関数を使って、複雑なカウントを求める
図01-01 COUNTIF関数を使って、複雑なカウントを求める

また、重複データを省いた人数は、COUNTIF関数を2つ使えば求められます。1つ目のCOUNTIF関数で、重複しているかどうかを求め、2つ目のCOUNTIF関数で、重複していない件数を数えます。
さらに、COUNTIF関数では指定のセルの値がリストにあるかないかを判断することもできます。COUNTIF関数での結果が0であればリストにないという結果になり、0の結果だけをもう1つのCOUNTIF関数での条件にすれば、リストにない件数が求められます。

このようにCOUNTIF関数は、単に条件を付けて件数を数えるだけではなく、別の範囲を対象にして、重複するデータや不一致であるデータの件数も数えることができる便利な関数なのです。

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