数値を桁区切りのカンマ付きで表示させる
先ほどはYEN関数を使い、「\」マーク付きの数値を表示させました。
続いて、数値を桁区切りのカンマ付きで表示させるFIXED関数を使ってみましょう。
FIXED関数の書式は、「=FIXED(数値,桁数,桁区切り)」です。桁数は省略すると、小数点第2位まで表示されます。また、桁区切りに「TRUE」を指定すると3桁区切りのカンマが表示されなくなりますので注意しましょう。
▼ 図6-1 FIXED関数に置き換える
- セルA11を選択し、数式バーの「YEN」を範囲選択する
- 「FIXED」と入力する
- 「MAX(C4:C7)」の後ろにカーソルを移動し、「,0」と入力する
- 「です"」の前にカーソルを移動し、「円」と入力する
※ 通貨記号が表示されなくなるため、「円」を表示させます。 - [Enter]キーで確定する
今回、計算結果と文字列をつなぐ際に『&』演算子を使用しましたが、CONCATENATE関数を使用することも可能です。
今回の数式をCONCATENATE関数で置き換えてみると…。
▼ 図6-2 CONCATENATE関数を使用する
- セルA13を選択する
- [関数の挿入]ダイアログボックスから[CONCATENATE]を選択する
- [文字列1]ボックスに「一番高いレッスン料金は」と入力する
- [文字列2]ボックスには「FIXED(MAX(C4:C7),0)」を作成する
- [文字列3]ボックスには「円です」と入力する
- [OK]ボタンをクリックする
▼ 図6-3 数式が完成
このようにCONCATENATE関数を使って、文章や計算結果を結合することもできます。
これで解説は以上です。お疲れ様でした!