一番短いレッスン時間を表示する
続いて、レッスン料金表から一番短いレッスン時間を確認しましょう。
最小の値を求めるにはMIN関数を使えばOKですが、今回はTEXT関数を使い、説明文の中に計算結果を表示してみましょう。
[料金表] シートを選択しましょう。
▼ 図4-1 一番短いレッスン時間を確認する
- セルA9を選択する
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[文字列操作]を選択する
- [関数名]から[TEXT]を選択する
- [OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-2 [関数の引数]ダイアログボックス
- [値]ボックスにカーソルがある状態で、数式バー左側のボックスから[MIN]を選択する
※ 一覧に表示されない場合は、[その他の関数]を選択して[関数の挿入]ダイアログボックスから指定します。
▼ 図4-3 MIN関数の作成
- [数値1]ボックスにはセルB4からB7を選択する
- 数式バー内の「TEXT」部分をクリックし、TEXT関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻る
▼ 図4-4 TEXT関数を完成させる
- [表示形式]ボックスに「● 一番短いレッスン時間はh時間mm分です」と入力する
※ hは時、mmは分を表す表示形式の記号です。 - [OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-5 数式が完成
- セルA9に一番短いレッスン時間が表示される
一番短いレッスン時間はAコースの1時間です。
セルB4の時間を「3:00」に変更すると、セルA9の表示が自動的に次に短いBコースの「1時間30分」に変更することが確認できます。
このようにTEXT関数を使って、文章内で計算結果の表示形式を変更することも可能です。