稼働日数を求める
これで終了日が確定しました。続いて『NETWORKDAYS関数』を使用して、稼働日数を求めましょう。
NETWORKDAYS関数は、開始日、終了日を指定すれば土日を除く日数を求めることができる関数です。さらに、元旦やこどもの日などの祝日も除きたい場合は、3つ目の引数「祭日」に指定すれば、土日と指定した日を除外した日数を求めることができます。
なお、Excel 2003以前のバージョンでNETWORKDAYS関数を使うには、アドイン機能の分析ツールがオンになっている必要があります。
▼ 図3-1 [関数の挿入]ダイアログボックス
![[関数の挿入]ダイアログボックス](img_exjob009/3-1.png)
- セルE4を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックする
- 関数の挿入]ダイアログボックスが表示されたら、[関数の分類]から[日付/時刻]を選択する
- [関数名]は[NETWORKDAYS]を選択する
- [OK]ボタンをクリックする
▼ 図3-2 [関数の引数]ダイアログボックス
![[関数の引数]ダイアログボックス](img_exjob009/3-2.png)
- [関数の引数]ダイアログボックスが表示されたら、[開始日]にセルB4をクリックする
- [終了日]にセルD4をクリックする
- [祭日]にセルA13からA36を範囲選択する
※ 数式をコピーした際に範囲がずれないよう、絶対参照にします。 - [OK]ボタンをクリックする
▼ 図3-3 数式をコピーする

- 数式が完成したら、セルE9までオートフィル機能を使ってコピーする
▼ 図3-4 稼働日数が表示される

土日・祝日を除いた稼働日数が表示されます。
正しく除外されているかを確認してみましょう。セルB5の佐藤さんの契約日を「2018年7月2日」に変更してみてください。
2018年は7月1日が日曜日のため、最初から「7月1日」は除外されているため、稼働日数は「60」のままになっていることが確認できます。