指定した月数経過後の月末日を求める
まずは、契約終了日を求めるために『EOMONTH関数』で「契約期間」経過後の月末日を求めましょう。
なお、契約期間が入力されているセルC4には「6ヶ月」と表示されていますが、実際には数値の「6」が入力されています。(セルの表示形式を「G/標準"ヶ月"」にしています)
なお、EOMONTH関数を使うには、アドイン機能の分析ツールがオンになっている必要があります。
[ツール]メニューから[アドイン]を選択し、[アドイン]ダイアログボックスの[分析ツール]をオンにしておきます。(Excel 2007以降のバージョンでは、アドインを追加する必要はありません)
▼ 図2-1 終了日を求める

- セルD4を選択する
- [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する
▼図2-2 [関数の挿入]ダイアログボックス
![[関数の挿入]ダイアログボックス](img_exjob009/2-2.png)
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[日付/時刻]を選択する
- [関数名]から[EOMONTH]を選択する
- [OK]ボタンをクリックする
▼図2-3 [関数の引数]ダイアログボックス
![[関数の挿入]ダイアログボックス](img_exjob009/2-3.png)
- [開始日]にセルB4をクリックする
- [月]にセルC4をクリックし、「-1」を入力する
※ 開始日は月初めなので、6ヶ月後の月末では1ヶ月長くなるため、契約期間から1引いた期間を指定します。 - [OK]ボタンをクリックする
▼ 図2-4 作成した数式をコピー

- 数式が完成したら、セルD9までオートフィル機能を使ってコピーする
▼ 図2-5 終了日が表示される

契約日から契約期間が経過した終了日が表示されます。
EOMONTH関数の引数「月」には数値を指定する必要があるため、契約期間は文字列で「●ヶ月」と入力せずに、数値を入力して表示形式を変更するようにしましょう。