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7_実践的なIF関数〜COUNTIF関数〜(Excel2016) 4/6

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提携の有無を確認する

有効期限切れかどうかは、TODAY関数とIF関数で求めることができました。
続いて、COUNTIF関数とIF関数を使って、提携の有無を確認しましょう。

法人契約されている企業がセルF12からF16に記載されていますので、C列の会社名が法人契約企業に含まれているかどうかをCOUNTIF関数で確認します。
さらに、COUNTIF関数の確認結果を元に、IF関数を使って法人契約企業でない場合にはD列の提携欄に「×」が表示されるようにしましょう。

▼ 図4-1 法人契約されているかを確認
法人契約されているかを確認
▼ 図4-2 比較演算子を指定
比較演算子を指定
  1. セルD4を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックする
  2. [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[論理]を選択する
  3. [関数名]の一覧から[IF]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-3 条件式を作成
条件式を作成
  1. [論理式]ボックスにカーソルがある状態で、数式バー左側のボックスから[COUNTIF]を選択する

    ※ 一覧に表示されない場合は、[その他の関数]を選択して[関数の挿入]ダイアログボックスから指定します。

▼ 図4-4 COUNTIF関数を作成
COUNTIF関数を作成
  1. [範囲]ボックスには、セルF13からF16をドラッグし、[F4]キーを押して絶対参照にする
    ※ 数式をコピーした際に範囲がずれないよう、絶対参照にします。
  2. [検索条件]ボックスには、セルC4を選択する
▼ 図4-5 IF関数に戻る
IF関数に戻る
  1. 数式バー内の「IF」部分をクリックし、IF関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻る
▼ 図4-6 IF関数を完成
IF関数を完成
  1. [論理式]ボックスの「COUNTIF($F$13:$F$16,C4)」の後ろに「>=1」と入力する

    ※ 法人契約されている企業ならばリストに名前が存在するため「1」以上になるかを条件式で判別します。

  2. [真の場合]には空欄を返す「""(ダブルクォーテーション2つ)」を入力する
  3. [偽の場合]には「×」と入力する
  4. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-7 数式をコピーする
数式をコピーする
  1. 数式が完成したら、セルD10までオートフィル機能を使ってコピーする

このようにCOUNTIF関数をIF関数の条件式に利用し、一覧に存在しないデータだけを判別することもできます。

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