提携の有無を確認する
有効期限切れかどうかは、TODAY関数とIF関数で求めることができました。
続いて、COUNTIF関数とIF関数を使って、提携の有無を確認しましょう。
法人契約されている企業がセルF12からF16に記載されていますので、C列の会社名が法人契約企業に含まれているかどうかをCOUNTIF関数で確認します。
さらに、COUNTIF関数の確認結果を元に、IF関数を使って法人契約企業でない場合にはD列の提携欄に「×」が表示されるようにしましょう。
▼ 図4-1 法人契約されているかを確認
▼ 図4-2 比較演算子を指定
- セルD4を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックする
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[論理]を選択する
- [関数名]の一覧から[IF]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-3 条件式を作成
- [論理式]ボックスにカーソルがある状態で、数式バー左側のボックスから[COUNTIF]を選択する
※ 一覧に表示されない場合は、[その他の関数]を選択して[関数の挿入]ダイアログボックスから指定します。
▼ 図4-4 COUNTIF関数を作成
- [範囲]ボックスには、セルF13からF16をドラッグし、[F4]キーを押して絶対参照にする
※ 数式をコピーした際に範囲がずれないよう、絶対参照にします。 - [検索条件]ボックスには、セルC4を選択する
▼ 図4-5 IF関数に戻る
- 数式バー内の「IF」部分をクリックし、IF関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻る
▼ 図4-6 IF関数を完成
- [論理式]ボックスの「COUNTIF($F$13:$F$16,C4)」の後ろに「>=1」と入力する
※ 法人契約されている企業ならばリストに名前が存在するため「1」以上になるかを条件式で判別します。
- [真の場合]には空欄を返す「""(ダブルクォーテーション2つ)」を入力する
- [偽の場合]には「×」と入力する
- [OK]ボタンをクリックする
▼ 図4-7 数式をコピーする
- 数式が完成したら、セルD10までオートフィル機能を使ってコピーする
このようにCOUNTIF関数をIF関数の条件式に利用し、一覧に存在しないデータだけを判別することもできます。