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7_実践的なIF関数〜COUNTIF関数〜(Excel2016) 2/6

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有効期限切れかを確認する

まずは1つの条件に対し、条件を満たしている場合(真の場合)、条件を満たしていない場合(偽の場合)で値を返しましょう。
有効期限内かどうかを判定し、有効期限が切れている場合には「有効期限切れ」と表示されるようIF関数を作成しましょう。

今日の日付と比較する必要があるため、セルF2に今日の日付を表示するTODAY関数を作成しておきましょう(この例では2018/7/21が本日日付です)。
TODAY関数は引数を必要としない関数ですから、[関数の挿入]ダイアログボックスなどを使わずに直接入力してしまうほうが簡単です。

▼ 図2-1 今日の日付を表示するTODAY関数を作成
今日の日付を表示するTODAY関数を作成
  1. セルF2を選択する
  2. 「=TODAY()」と入力する
    ※引数は不要ですが、「()」は必要です。
▼ 図2-2 有効期限切れを確認
有効期限切れを確認
  1. セルF4を選択する
  2. [関数の挿入]ボタンをクリックし、[関数の挿入]ダイアログボックスを表示する
▼ 図2-3 [関数の挿入]ダイアログボックス
有効期限切れを確認
  1. [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]から[論理]を選択する
  2. [関数名]から[IF]を選択する
  3. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図2-4 [関数の挿入]ダイアログボックス
[関数の挿入]ダイアログボックス
  1. [論理式]ボックスには有効期限が入力されているセルE4を選択し、続いて「>」を入力する
  2. TODAY関数が入力されているセルF2を選択し、[F4]キーを押して絶対参照にする
    ※ 数式をコピーした際にずれないよう、絶対参照にします。
  3. [真の場合]には空欄を返す「""(ダブルクォーテーション2つ)」を入力する
    ※ エクセルでは日付はシリアル値で管理されており、新しい日付ほど値が大きくなります。有効期限が今日の日付より大きい場合は期限内となるので空欄を返します。
  4. [偽の場合]には「有効期限切れ」と入力する
  5. [OK]ボタンをクリックする
▼ 図2-5 数式をコピーする
数式をコピーする
  1. 数式が完成したら、セルF10までオートフィル機能を使ってコピーする
▼ 図2-6 有効期限切れかを判別する
有効期限切れかを判別する

有効期限切れの人には「有効期限切れ」と表示されました。
では、「有効期限切れ」の文字が目立つように赤字で表示されるようにしていきましょう。

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